物心ついたときには目が悪かった。 最初に作った眼鏡からすでに度が強くひずみがきつかったのだろう、眼鏡人生初日、立ち上がった拍子に、じゅうたんにぶちまけてあったレゴブロックを思い切り踏みつけた。見下ろした床が遠く見えて、自分が巨人になったよう…
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