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para la calle

大阪中之島美術館|決定版!女性画家たちの大阪

結局テート美術館展は行かなかった。中之島美術館が嫌いすぎる。それでも「大阪の日本画」展で見てすぐファンになった生田花朝は見たいと思って出かけていった。今度はモネ展が同時開催されていて館内がバカみたいに混んでおり、なあ、ほんまに全員、美術に興味あって来てんの?と思わないでもなかった。モネ展は多分行かない。あんなバカみたいに混んでるのを我慢して見るほどじゃない。
「女性画家たちの大阪」のメイン展示は島成園で、生田花朝コーナーもある。「大阪の日本画」展との重複出展も多い。浪花の女性画家だけでそんなにたくさんあるものかな?と思っていたけど、展示替えが相当あるにもかかわらずかなりボリュームのある展覧会だった。昔の女性画家というのはどういう来歴の人が多いかといったら、キャプションを読む感じではざっくりええとこの子が多いなあと思った。
島成園の
影絵之図」「燈籠祭之夜」、木谷千種「綻び」、三露千萩「編み物」などがよかった。日本画が年々好きになるなあと思う。「燈籠祭之夜」は、2022年に大阪市立美術館で行われた「華風到来展のメインビジュアルになっていた絵に雰囲気も構図も似ているなあと思ったら、その絵(「上海娘」)も島成園で、元絵が同じらしい。「華風到来」展は行かなかったけれどあのメインビジュアルはすごくかわいらしかったので、こっちで「燈籠祭之夜」を見られてよかった。図録が売り切れていた。絵はがきも、思ったようなのはあまりなかったので、売り切れたものがあったのかもしれない。
普段はできるだけ嵩張らないよう絵はがきしか買わないけど、生田花朝の「天神祭」のA4サイズの厚紙ポスターを買った。どうにかして飾りたい。




(全然関係ない、帰りに買ったミモザ)



決定版!女性画家たちの大阪
https://nakka-art.jp/exhibition-post/women-painters-2023/
2023年12月23日~2024年2月25日 大阪中之島美術館
主催:大阪中之島美術館、産経新聞社、関西テレビ放送
後援:ラジオ大阪
観覧料:一般1800円